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涼を求めて飛騨大鍾乳洞 岐阜県高山市

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飛騨大鍾乳洞は、岐阜県高山市丹生川町にある巨大な鍾乳洞です。県外の方が高山市と聞くと、有名な観光地である高山市街地の古い街並み周辺を思い浮かべる割合が多いと思いますが、その市街地からはかなり離れた位置にあります。


というのも、高山市は超巨大な面積をもつ市であり、その面積は東京都の面積よりも広いので、同じ市内なのに都会の感覚では考えられないくらい遠い場所もあります。
高山市街地から奥飛騨温泉郷へ向かう道のりの途中、だいたい中間地点に鍾乳洞はあります。

飛騨大鍾乳洞

飛騨大鍾乳洞は、標高900mにあり、日本一高い場所にある鍾乳洞としても知られています。鍾乳洞内は年間を通じて気温が一定で、夏は涼しく冬は暖かく感じるという天然のクーラーのような機能を持っており、真夏の暑い時期に涼を求めるには最適の場所です。
古くからここの鍾乳洞の石を子孫繁栄のシンボルとして信仰する風習があり、別名子宝鍾乳洞とも言われています。

 

田舎は車社会であり、多くの方が車で来場するため、広い無料駐車場があります。
また、路線バスを利用して鍾乳洞に向かう場合は、まず「鍾乳洞口バス停(高山駅から30分程度)」まで行き、バス停に設置されているインターホンで連絡することで、送迎してもらうことができます(営業時間内のみ)。帰りも鍾乳洞口バス停まで送ってもらえます。

 

料金は、大人(高校以上)が1,100円、小人(小・中学生)が550円です。クレジットカードや電子マネーも利用できます。
割引クーポンがホームページ内にあるため、必ず利用しましょう。スマホ画面提示でも割引を受けられます。

www.syonyudo.com

私は飛騨が出身地なので、子供のころにも訪れたことがありますが、昔に比べるととてもキレイになり、飲食店も増え立派な観光地になりました。ところどころに撮影スポットが設けてあります。池や滝があるスペースもあります。

飛騨大鍾乳洞

飛騨大鍾乳洞

飛騨大鍾乳洞はペットを連れて入ることもできるため、ペット連れのお客さんもたまに見かけます。

 

鍾乳洞に入場するには「大橋コレクション館」という博物館のようなスペースを通過する必要があります。この大橋コレクション館には、昔盗まれてその後戻ってきた金塊があるほか、様々な美術品がおいてありますが、あまりコンセプトの統一はされていません。
すごい逸品が並んでいるのだろうとは思いますが、私は美術品に明るくないため、早めにスルーして鍾乳洞に向かいます。昔(盗まれる前)の金塊に触ることができ、子供の時に触った記憶がありますが、今は触ることはできません。

 

鍾乳洞内はとても涼しいです。人によっては寒いと感じる方もいますので、温度調節が可能な服装でいくことをおすすめします。全長約800mの国内屈指の大きさです。

飛騨大鍾乳洞

その大きさ故、飛騨大鍾乳洞は、第1洞~第3洞までの3つに区分されており、それぞれの区分ごとに出口があります。第2出口より先に急な坂道が続いているため、足腰の弱い方や体力に自信のない方は途中の出口から出ることもできます。
鍾乳洞入口から最終の出口までは約30分程度の所要時間です。

 

鍾乳洞内は、ところどころでライトアップされており、神秘的な光景が見られます。非日常的な光景はとても見ごたえがありキレイです。我が家の3歳の娘はその神秘的な雰囲気が怖かったのか途中泣いたりもしていました。小さな子供にとっては少しスリルのある場所のようです。

<飛騨大鍾乳洞の情報>

住所:岐阜県高山市丹生川町日面1147

年中無休

営業時間:
4月~10月 8:00~17:00
11月~3月 9:00~16:00