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大もりの無化調高山ラーメン(中華そば) 岐阜県高山市

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大もりは、岐阜県高山市(飛騨高山)にあるラーメン(中華そば)店です。今ではすっかり観光地化された高山にはラーメンの店が数多くあり、「高砂」、「甚五郎」、「桔梗屋」等が有名店としてよく名前が挙がります。


私は飛騨の出身で、高山市内で働いていたこともあったため、過去の記憶をたぐれば高山市内の大抵のラーメン店には少なくとも一度は行っているのですが、中には地元の人間はあまりおいしくないと思うお店がインターネット上で高評価だったり、またその逆もあります。

 

大もりは、どちらかというと「その逆」に当たるパターンで、地元の人は良く利用(特に飲んだ後の締めのラーメンとして)されるお店にもかかわらず、インターネット上で名前が挙がることはあまりありません。

大もり

昔から変わらず屋台風の店構えです。観光客向けのおしゃれなラーメン店が乱立する中で、お店の見た目で損していることが、インターネットで名前が上がらない理由の一つかもしれません。

お店の立地は、高山駅から十分徒歩で行ける場所にあります。そして営業時間が深夜2時まで対応しています。(この2つが、飲んだ後の締めのラーメンによく利用される理由でもあります)

 

地元民としておすすめするのは、シンプルな中華そば(値段600円)ですが、付け加えておきたいのはこちらのお店のラーメンは無化調であるということです。

大もりの無化調高山ラーメン(中華そば)

無化調とはつまり化学調味料を使用していないということです。当たり前に思う方もいるかもしれませんが、化学調味料は外食産業では多くのお店で当然のように使われています。敏感な方になると化学調味料で舌がピリピリする感覚を覚える方もいるようです。

 

私は残念ながらそこまで敏感ではありませんが、化学調味料に頼らずおいしい中華そばを提供しているお店としてもっと評価されてよいと思っています。

 

中華そばの味ですが、シンプルな醤油の味付けながら、ラーメントータルとしてのバランスが抜群です。600円という値段の安さにも驚きですが、素朴な味わいで、「昔の中華そばはこんな感じだったな」と懐かしくなります。
どちらかというと麺は柔らかめです。高山ラーメンの特徴でもありますが、麺のコシはあまりないです。ただしその麺とおいしいスープの組み合わせの相性はバッチリです。

 

女将さんがお店を一人で切り盛りをしていますが、いつも愛想がよく、久しぶりの高山の様子を話に聞きながら楽しい時間を過ごせる空間でもあります。
お店のキャパとしてはあまり大きくないので、宣伝しすぎて繁盛しすぎると女将さんが困るかもしれませんが、小さな子供にも安心して食べさせられるおいしいラーメンなので、おすすめしたいと思います。

<大もりの情報>

住所:岐阜県高山市初田町1-3

営業時間:
15:00~18:00 
21:00~2:00

定休日:
日曜・月曜

駐車場:無